「宇宙開発ボール」――
この言葉をSNSで見かけたとき、正直なんのこっちゃ?と戸惑いました。野球と宇宙開発?ミスマッチすぎるだろう、と。
今回話題になったのは、ヤクルトの高橋さんが投げた“とんでもない大暴投”。
これが『宇宙開発ボール』と即座にトレンド入りしていたようです🙄
なぜ宇宙開発?と疑問に思い調べてみると・・過去、あまりに衝撃的な大暴騰が伝説となり、とんでもない大暴投のことを“宇宙開発ボール”と名付けられたそうです。

「宇宙開発」とは元々サッカー用語らしいですね。

ゴールはるか上に蹴り上げたボールを指すようです。
単なる笑い話に見えるかもしれません。
けれど、その一球の裏には、プロとしての重圧、選手の苦悩、そして見ているファンの思いが交錯しています。
私は野球未経験者ですが、過去に数え切れないほどの失敗をしてきました。だからこそ「やらかした人」がどんな目で見られ、どんな気持ちになるかを痛いほど知っています。
この「宇宙開発ボール」にも、そんな苦しさと人間らしさが詰まっていると感じました。
この記事では、
- 「宇宙開発ボール」とは何か?その言葉の背景
- なぜ高橋さんの暴投がそう呼ばれたのか
- 過去の“宇宙開発級”の暴投たちとの共通点
- 一球の重さと、それに向き合う選手たちのリアル
について、できるだけ丁寧にお伝えしていきます。
※この記事はSNS情報を中心に書かれていますが、意見や感じ方は人それぞれです。推測の域を出ず、異なる意見や見解があることも理解しておりますので、どうかご了承ください。本記事を通じて、少しでも多くの方に伝えられれば幸いです。
宇宙開発ボールとは何か?由来と使われ方
この「宇宙開発ボール」という言葉、実はもともとはサッカーの世界から生まれたものです。
シュートを打ったはずがゴール枠を大きく外れ、まるで宇宙に向けて蹴り上げたようにボールが飛んでいってしまう――そんな光景から、自然と「宇宙開発」という皮肉めいた表現が定着しました。
そしてその表現は、やがて野球界にも飛び火します。特に「すっぽ抜け」と呼ばれるような、意図しない暴投の中でも、捕手が全く取れず、ボールが信じられない方向に飛んでいってしまうようなケース。そういったシーンが、まるでロケット発射のように見えることから、「宇宙開発ボール」と呼ばれるようになったのです。
SNS文化の影響も大きいでしょう。
ちょっとした失敗や意外性のあるプレーが、驚きとともに拡散され、名前まで与えられて“ネタ化”される現象。そうした風潮がこの呼び名をさらに一般化させ、ファンの間でも「大暴投=宇宙開発」というイメージが広がったのだと思われます。
とはいえ、この言葉は単なる侮辱ではなく、どこかに愛嬌もあります。突拍子もない方向へすっ飛んだボールに、人間の不完全さやおかしさを見出すことで、少しだけ笑いに変えようとする。そんな温度感が、SNS上で多くの人に支持されている理由のひとつかもしれません。
✅ 宇宙開発ボールの由来はサッカー用語
✅ 野球界ではとんでもない暴投に対して使われる
✅ SNSでのネタ化によって定着した言い回し
✅ 完璧を求められるプロの世界に、あえて“抜けた一球”を笑う文化がある
高橋さんの“宇宙開発ボール”とは?注目されたシーン

今回話題になったのは、ヤクルトの高橋さんが見せた1球でした。
高橋さんが投げたのはチェンジアップだったはずでしたが、そのボールは驚くほどに制御を失い、捕手の方向から大きく外れて三塁側のベンチ前へ転がっていきました。観客席からはどよめきが起こり、SNSでは即座に「宇宙開発ボールだ!」と投稿が相次ぎました。
もちろん、この一球の結果は痛手でした。ランナーは難なく進塁し、流れが悪い方向に傾いたことは否めません。
ただ、このような暴投は高橋さんに限った話ではありません。人間である以上、ミスは避けられない。プロとして戦う中で、プレッシャーと闘いながら投げ込む一球に、ほんの少しズレが生じただけでも大きな結果になってしまうのです。
中継を見ていた解説者の一部からは心配する声もあがったほど、今回の暴投は“尋常ではない”ように見えたかもしれません。
SNSではネタとして消費されがちですが、本人の身体や精神状態を慮る声も散見され、単なる失笑で終わらせてはいけない、という空気も少なからずありました。
✅ 高橋さんの暴投は試合の流れを大きく変えるきっかけに
✅ 「すっぽ抜け」が極端すぎてSNSで一気に拡散
✅ 「宇宙開発ボール」と呼ばれるにふさわしい驚きの方向性
✅ ネタ化される一方で、選手のコンディションを気遣う声もあった
過去にもあった!語り継がれる“宇宙開発級”の暴投たち
実は今回の高橋さんの“宇宙開発ボール”、野球界には由来となった伝説的な暴投が存在します。
語り草になっているのが、かつて巨人に在籍していた澤村さんの暴投です。
あれは2016年の対中日戦。9回表、まだ試合がもつれている中での出来事でした。初球に投じたボールが、まるで手からスルリと抜け落ちたように大きく逸れ、捕手すら反応できずに三塁側ベンチ前まで転がっていったのです。そのすっぽ抜けっぷりは「今のは本当にプロの球か?」と疑いたくなるほどでした。
その一球でランナーは進塁し、さらに次の場面でもまた暴投。試合は結局敗れ、優勝を争う上で非常に痛い一敗となりました。しかもその直後、解説者からは「もしかして故障してるのでは?」とまで心配される始末。実際、彼はその後長期間の故障に悩まされることになったのです。
この澤村さんの一件は、当時のファンの間で「元祖・宇宙開発ボール」として今なお語られることがあります。高橋さんの今回の暴投が比較されたのも、きっとこの“過去の記憶”がよみがえったからなのでしょう。
他にも、キャッチャーが頭上を超えてしまうような大暴投、観客席に直接飛び込んでしまった球など、“宇宙開発”と呼ばれてもおかしくないエピソードはいくつも存在します。そのどれもに共通するのは、観ている側の「え、なにが起きたの?」という衝撃と、投げた本人の戸惑い、そしてそれが笑いと共感を呼んでしまう独特の空気感です。
✅ 澤村さんの暴投は今でも“元祖・宇宙開発ボール”として記憶されている
✅ 試合結果や選手のコンディションにも影響を与えた一球だった
✅ 他にも数多くの“宇宙開発級”の暴投が野球の歴史に存在する
✅ 一球の失敗がなぜか語り継がれるのは、その衝撃と人間味ゆえ
次は最終ブロック「さいごに:暴投から見えるプロの重圧と人間味」を執筆します。
さいごに:暴投から見えるプロの重圧と人間味
高橋さんの“宇宙開発ボール”を見て笑った人も多いでしょう。かくいう私も、最初はSNSの反応を追って笑ってしまった一人です。でも、その後に浮かんだのは、なんとも言えない「いたたまれなさ」でした。
だって、彼らはプロです。お金をもらって、勝つことを求められ、期待される世界で生きている。そんな場所で、自分でも驚くようなミスをしてしまう。その瞬間、どれほどのプレッシャーと失望、自己嫌悪が押し寄せるか……。
一球で状況が変わるのが野球。だからこそ、その一球がとてつもなく重い。暴投に対して「プロなんだからしっかりしろよ」と言いたくなる気持ちもわからなくはありません。でも私は、失敗を笑うよりも、その裏にある苦しさや必死さを想像してしまうのです。
SNSではすぐに言葉が飛び交い、ネタとして消費されがちな時代です。「宇宙開発ボール」というワードも、たしかに面白く聞こえるかもしれません。でも、そこには“笑いに変えて乗り越えてほしい”という願いや、“人間らしさ”を許容する空気もあると思いたいのです。
この話を通して私が伝えたかったのは、「失敗してもいい」ということ。そして、「ミスをした人を笑って終わりにしない」という姿勢です。自分自身が過去に数えきれないほどの失敗をしてきて、それを笑われた苦しみを知っているからこそ、今ミスをした人には、もう少し優しい目線を向けたい。