すすきの爆発事故は過去に何件？事例まとめ！2025年ジンギスカン店の爆発

すすきのでまた爆発事故――「多くないか？」とSNS騒然。

2025年5月19日、札幌・すすきののジンギスカン店で爆発事故が発生しました。窓ガラスは吹き飛び、複数の負傷者が出る騒ぎとなったこの事故。報道が出るや否や、SNSでは「また？」「すすきので爆発多すぎでは？」という声が相次ぎました。

実際、すすきのでは近年、爆発や火災事故が度々報じられてきました。今回はその最新事故の詳細とあわせて、これまでに発生した事例を時系列で振り返り、「なぜ爆発が続くのか？」という疑問についても検討します。

この記事でわかること：

2025年のジンギスカン店爆発事故の詳細と原因の可能性
すすきので過去に起きた爆発・火災事故の具体的な記録
SNSで広まる「すすきの＝爆発多発地帯」という印象の背景
事故の再発を防ぐために必要な対応や見直し点

※この記事はSNS情報を中心に書かれていますが、意見や感じ方は人それぞれです。推測の域を出ず、異なる意見や見解があることも理解しておりますので、どうかご了承ください。本記事を通じて、少しでも多くの方に伝えられれば幸いです。

2025年ジンギスカン店の爆発事故とは？現場状況と原因の可能性
すすきので過去に発生した爆発・火災事故一覧（2018〜2024）
すすきので爆発事故が続く理由とは？SNSで語られる共通点と懸念
さいごに：すすきので爆発を防ぐには？店舗側・行政・市民それぞれの対策

2025年ジンギスカン店の爆発事故とは？現場状況と原因の可能性

2025/05/19 #ミヤネ屋速報札幌すすきのビルで爆発 20～40代の4人がケガ札幌市中央区南四条西旭川成吉思汗大黒屋察縨壱號廛（札幌1号店）※南4西2ビル築年月1992年2月都市ガス（北海道ガス） pic.twitter.com/Srzgy4kQQz
— てれびまにあ24 (@tvmania24) May 19, 2025

2025年5月19日、札幌市中央区・すすきのの繁華街にある「成吉思汗大黒屋察縨壱號店」で爆発事故が起きました。事故が発生したのは昼過ぎ、午後1時30分頃のことです。営業前の開店準備中に突如「ドーン」という大きな音が響き渡り、店のある2階の窓ガラスは外に吹き飛び、路上にはガラス片が散乱する騒ぎとなりました。

現場には消防車が7〜8台ほど出動し、ビルの前は一時騒然となりました。負傷者は計4名で、いずれも命に別状はないものの、店内で作業していた20代〜40代の女性従業員3名と、建物の外にいた20代男性が病院に搬送されています。

現在のところ、正確な原因は特定されていませんが、都市ガスの設備に関連する爆発と見られており、警察と消防が共同でガス配管や遮断装置、人的ミスの有無を調査中です。

SNS上では「ガス遮断弁がなかったのではないか」といった声が多く見られ、設備の整備状況への不安も広がっています。また、もしこの事故が夜間の営業中に起きていたら、客を含めてさらなる大惨事となっていた可能性もあり、「不幸中の幸い」といった声も一部から上がりました。

このように、今回の事故は人的被害こそ限定的であったものの、すすきのという観光地・繁華街の中心で発生したという点で、その衝撃は計り知れません。

✅ 営業前の準備中に発生した爆発で従業員3人と通行人1人が負傷
✅ ガス設備の不具合や人為的ミスの可能性が指摘されている
✅ 過去のすすきの事故との類似点として「準備中の爆発」が浮上

すすきので過去に発生した爆発・火災事故一覧（2018〜2024）

今回のジンギスカン店の事故以前にも、すすきの周辺では複数の爆発・火災事故が報告されています。ここでは、特に注目された3件を時系列で紹介します。

まず記憶に新しいのは、2024年11月に発生したガールズバーでの爆発火災です。札幌市中央区南5条西3丁目の雑居ビル内で突如爆発が起こり、同時に火災が発生。現場には17台もの消防車が駆けつける事態となり、4人が負傷しました。一部報道では、放火の可能性も取りざたされています。

次に、2021年5月1日には市電「すすきの停留所」付近で、配電盤からの火災が発生しました。電気設備のトラブルによって爆発音を伴う火災が発生し、市電は一時運休。幸いにも人的被害はありませんでしたが、交通インフラを直撃する事故として印象に残りました。

さらに、2018年12月に札幌市豊平区平岸で発生した「アパマンショップ爆発事件」も、すすきの圏と関連づけて語られることがあります。消臭スプレー缶120本以上を一気に噴射後に火気を使用したことで大規模な爆発が起き、ビルの一部が倒壊するほどの被害に。負傷者は44名にのぼり、当時大きな社会的波紋を呼びました。

すすきの爆発！？ pic.twitter.com/7lW0jK04XH
— 怠惰る力 (@geomeemoeg) May 19, 2025

このように、すすきの周辺では少なくとも4件以上の爆発・火災がここ数年で起きており、いずれも商業施設や繁華街が中心。市民や観光客が多数集まる地域での事故であることから、影響の大きさも深刻です。

✅ 2024年：ガールズバー爆発火災（放火の疑い）
✅ 2021年：市電停留所で配電盤火災（爆発音あり）
✅ 2018年：アパマンショップ爆発（人災）で44人負傷
✅ すすきのエリアでの事故は定期的に発生している

すすきの爆発・火災事故一覧（2018〜2025年）

発生年	事故名	場所	被害状況と原因
2025	ジンギスカン店爆発事故	札幌市中央区南4条西2丁目	4人負傷、営業準備中に発生都市ガス設備の不具合か（調査中）
2024	ガールズバー爆発火災	札幌市中央区南5条西3丁目	4人負傷、放火の疑いあり不明（放火の可能性）
2021	市電停留所での火災	市電すすきの停留所付近	人的被害なし、一時運休電気設備トラブル
2018	アパマンショップ爆発事件	札幌市豊平区平岸	44人負傷、ビル倒壊寸前の被害スプレー缶の不適切使用＋火気

① 2025年5月19日

場所：札幌市中央区南4条西2丁目
店舗：成吉思汗大黒屋察縨壱號店
概要：開店準備中に爆発。負傷者4名（従業員3名＋通行人1名）
原因：都市ガス設備の不具合か（調査中）

② 2024年11月26日

場所：札幌市中央区南5条西3丁目
施設：ガールズバー（ビル2階）
概要：爆発音とともに火災。17台出動。負傷者4名
原因：放火の可能性

③ 2021年5月1日

場所：市電すすきの停留所付近
概要：配電盤からの出火。爆発音あり。市電一時運休
被害：人的被害なし

④ 2018年12月16日

場所：札幌市豊平区平岸（すすきの徒歩圏）
施設：アパマンショップ店舗
概要：消臭スプレー缶の大量噴霧と点火で大爆発。44人負傷
原因：スプレー缶120本以上の同時噴射＋火気使用（人災）

すすきので爆発事故が続く理由とは？SNSで語られる共通点と懸念

すすきの毎年爆発するやん pic.twitter.com/zQaJnqYlgF
— KOTARO TSUTAI (@puutarou1120) May 19, 2025

「またすすきのか？」――SNSで今回の爆発事故が報じられた直後、そんな書き込みが多く見られました。これは単なる偶然の一致なのか、それとも何らかの構造的な要因が背景にあるのか。すすきのエリアでの連続的な爆発・火災事故について、SNSを中心に語られている“懸念”を整理してみます。

まず最も多く指摘されているのが「老朽化した雑居ビルの多さ」です。すすきのは観光地・飲食街としての歴史が長く、多くのビルは築数十年を超えるものばかり。ガス配管や電気設備、スプリンクラーといったインフラも、古いまま使用されているケースが少なくないといわれています。メンテナンスの頻度やコストの問題から、見過ごされやすい部分でもあります。

また、過去の事例から明らかになっている共通点のひとつが「開店準備中の時間帯に事故が起きている」ということ。店舗スタッフが厨房機器を動かし始める、ガスを開栓する、スプレー類を使用するといった“作業工程”が重なるタイミングに集中しており、ここにヒューマンエラーが重なると事故に至る可能性が高まります。

さらに、2024年の爆発や2018年のアパマン事件のように、「可燃物の不適切な取り扱い」や「ガス臭を放置したまま点火」など、基本的な安全対策が守られていなかった可能性も浮上しています。こうした“うっかり”や“慣れ”が、日常業務のなかに危険を潜ませてしまっているのです。

これらの背景から、一部のSNSユーザーの間では「すすきの＝爆発が起きやすい」というイメージが定着しつつあります。実際の発生件数は全国的に見ても突出して多いとは言い切れないかもしれませんが、「頻繁に報じられている」「印象に残りやすい」といった要素が、地域のレピュテーションリスクにもつながっている状況です。

✅ 老朽化した建物や設備の整備不足が背景にある可能性
✅ 営業準備中という“事故が起きやすいタイミング”が重なっている
✅ 過去の事故との共通点がSNSで話題に。「またすすきの」と語られる理由に