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子どもの理想とする休日の過ごし方と保護者の期待には、しばしばズレが生じますよね
近年の子どもたちはよくインドアでの娯楽に没頭する傾向にあるそうですが、保護者は日中は屋外での活動や社交を好むような気がします
ゲームやりすぎると子供は外であそべ〜!帰ってきたら勉強しろ〜!と良く言われたなぁ・・
このギャップが家庭内や教育現場で摩擦を生む可能性を高めることは明らかです
この記事では、子供4人と暮らす筆者がこの問題について世間の反応や、データを追いつつ考えてみたいと思います
子供と親の休日の意識の違い
子どもの休日の過ごし方と保護者の意識には、時に乖離が生じるようです
最近の調査では、子どもたちの割合の多くがテレビやゲーム、SNSなどのインドア活動を好む傾向があるようです
流行りのゲームをやっていないと仲間外れにされるだとか・・
SNSは交流のツールとして、返信速度や投稿を意識するあまりに没頭してしまいそうですよね
反対に、「インドアばかりの子供を心配する親」という対比が生まれているようで、保護者は運動や友達との交流を望む傾向が浮かび上がりました
この認識のずれは、子どもの休日の過ごし方に対する理解を深める上で重要な要素と思われます
子供は休みの日に何してる?
学校に宿題に習い事に・・・子供の生活は忙しいものです
休みの日くらい寛容になって好きなことをして過ごして欲しい、という思いはあるものの・・いったいどのように過ごす子供が多いのかというと
子どもたちが放課後や休日に望む活動のトップに挙がるのは、テレビや音楽、SNS、そしてゲームだそうです
おもいっきりインドアなものばかりですね🙄
たまの休みくらい家でノンビリ派の人が多いようですね。気持ちはわかります笑
一方で、保護者は子どもに運動や友達との交流を奨励したいと考えているようです。このギャップを埋めるためには、双方の立場を理解し、バランスの取れたアプローチが求められますが、、、
子供の気持ちもわかるなぁ笑
親世代もゲームにハマっている、SNSに夢中になっている、という人は多いでしょうし。『『休みの日くらい』』という子供の気持ちも理解しようと努めていきたいですね
相当耳が痛いですねこれは・・笑
ゲーム依存・SNS依存の懸念
とはいえ、ゲーム依存症の問題も近年深刻化しています
長崎大学の研究では、子どもの約7%がゲーム依存の傾向を示しており、コロナ禍におけるストレスや生活の変化がその影響を拡大させている可能性があります
WHOもゲーム依存を精神疾患の一つとして位置付けているそうで、その予防と対策が喫緊の課題となっているようですね
何事もやりすぎ注意!ってことですね
SNSやゲームの利用時間は?
○⻘少年の98.5%が、インターネットを利用していると回答。
○ インターネットを利用する機器は、スマートフォン(73.4%)、学校から配布・指定されたパソコンやタブレット等(GIGA端末) (63.6%)、ゲーム機(63.2%)、テレビ(地上波・BS等は含まない)(56.0%)、自宅用のパソコンやタブレット等(48.1%)と続く。
○ 学校種別でみると、小学生(10歳以上)の97.5%、中学生の99.0%、高校生の98.9%がインターネットを利用していると回答。〜
○ 低年齢層の子供の74.4%がインターネットを利用。通園中(0歳〜6歳)では68.1% 、小学生(6歳〜9歳) では 90.9%がインターネットを利用。
引用:こども家庭庁令和4年度 ⻘少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果(概要)
○ インターネットを利用する機器は、テレビ(地上波、BS等は含まない)(48.1%)、自宅用のパソコンやタブ レット等(38.1%) 、ゲーム機(32.5%)が上位。
SNSに該当すると思われる、『投稿やメッセージ交換をする』も(動画視聴には及びませんが)、90パーセント以上の利用状況だそうですね
ちなみに、年齢層問わずインターネットの利用で一番多いのは『動画視聴』だそうで、高校生では90パーセント以上もの利用状況でした(引用参照)
端末を利用してゲームをする、という割合も多くの年齢層で70パーセントを超える利用状況で、『『そりゃ休日にスマホ手放せないよねぇ』』と感じる結果でした
○インターネットを利用すると回答した⻘少年の平均利用時間は、前年度と比べ17分増加し、約4時間41分。 高校生は、約5時間45分。中学生は、約4時間37分。小学生(10歳以上)は、約3時間34分。
○ 目的ごとの平均利用時間は趣味・娯楽が最も多く、約2時間49分。
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○ インターネットを利用している低年齢層の子供の平均利用時間は、前年度と比べ約12分増加し、約2時間2分。
引用:こども家庭庁令和4年度 ⻘少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果(概要)
○ 目的ごとの平均利用時間は趣味・娯楽が最も多く、前年度と比べ約5分増加し、約1時間40分。
世間の反応は?
子供たちの生活は忙しく、学校や習い事、SNSなどで疲れがたまっているようだ。
子供たちの遊び方や休日の過ごし方は個々に異なるが、家でリラックスする時間も必要だろう。
現代の社会では外で遊ぶ場所や安全な環境が限られていることも考慮すべきだ。
家族との時間や自由な時間を大切にし、生活のメリハリを保つことが重要である。
子供の成長に合わせて柔軟に対応し、親とのコミュニケーションを大切にする必要がある。
休息やリフレッシュの時間も重要であり、無理なスケジューリングは将来に影響を及ぼす可能性がある。
環境や季節によっても子供たちの遊び方や過ごし方は異なるため、個別の状況に応じて考える必要がある。
子供の自由な時間は創造性や想像力を育むためにも重要であり、無理に外で遊ぶ必要はないかもしれない。
子供の意向や体力に合わせて、適切なバランスを保ちながら生活することが大切である。
子供の生活スタイルや遊び方は時代や環境によって変化するため、過去の経験だけで判断することは難しい。
子供の自己成長や個性を尊重しながら、安全で健康的な生活環境を提供することが親の役割である。
子供の遊び方が変化しても、それが新しい時代の特徴であり、柔軟に受け入れることが必要である。
外で遊ぶことの楽しさや大切さも伝えつつ、家でのリラックスやクリエイティブな時間も重要視すべきだ。
子供の生活リズムや疲れ具合に合わせて、休息や遊びの時間を調整することが育児において重要である。
子供の遊び方や休日の過ごし方には個々の事情や状況が影響するため、一律のルールや期待を押し付けるのではなく、柔軟に対応することが必要である。
やりすぎ防止には?
ゲーム依存・SNS依存を防ぐためには、家族や学校での適切なガイドラインが必要で、1日のゲーム時間を平日〜時間、休日〜時間という目安とし、その範囲内での充実した生活を促すことが重要と思われます
例えば、家族での料理や運動、買い物や旅行などの外出、ペットとの時間など、ゲーム以外の楽しみも積極的に取り入れることが肝要です
1人で黙々と過ごすよりも、家族と過ごす時間がせめて増えると良いですね
○ 低年齢層の子供の保護者のうち、「ルールを決めている」との回答は81.1%で、子供の年齢が上がるとともに 割合は増加傾向。
○ 他方で、学校種が上がるにつれて、「ルールを決めていない」との回答が増え、⻘少年と⻘少年の保護者の 「ルールの有無に関する認識のギャップ」も拡大傾向。〜〜
○ 子供がスマートフォンを利用する低年齢層の子供の保護者の97.3%がいずれかの方法で子供のネット利用を管 理していると回答。
引用:こども家庭庁令和4年度 ⻘少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果(概要)
○ 手法としては、目の前(画面が見える距離)で使わせている(66.3%)や利用してもよい時間や場所を決めて 使わせている(64.2%)が多い。
多くの家庭、保護者がルールを決めているようですが、年齢が上がるにつれて決めなくなっていく傾向にあるとのこと
どのようなルールを決めているのか?について気になる方はぜひ引用先もチェックしてみてくださいね
さいごに
子どもの休日の過ごし方やゲーム依存という問題は、単なる嗜好の違いや趣味の問題ではなく、子どもの健全な成長と心の安定に深く関わります
そのためには、子どもと保護者が連携し、適切なサポートや環境づくりが求められます
ゲーム依存という問題は単純なものではなく、その背後にはさまざまな要因があります。コロナ禍における生活の変化やストレス、さらにはゲーム自体の設計やマーケティング戦略もその一因として考えられます。これら問題に対処するためには、単なる規制や制限だけでなく、より包括的なアプローチが求められるでしょう
保護者としては、子どもの休日の過ごし方やゲームの利用について常に意識を向け、適切なガイドを提供することが重要です
子どもたちが健康でバランスの取れた生活を送るためには、家族や社会全体のサポートが不可欠であることを肝に銘じるべきですね
まずは自身のゲーム時間から見つめ直したいと思います・・・🙄