ライブ中の途中退席について、大きな話題になっていますね。
ドリカムの中村正人さんが途中退席に苦言を呈したことが発端で、SNSでトレンドワードに。
「途中退席なんてありえない!」という声もあれば、「事情があって仕方ない場合もある」と擁護する意見も。
この記事では、この途中退席問題について、アーティスト側とファン側の考え方、そしてライブ運営に求められることをわかりやすくまとめていきます。
この記事でわかること
- 途中退席がなぜ話題になったのか
- アーティストとファン、それぞれの意見
- 途中退席問題を減らすために必要なこと
※この記事はSNSの意見を中心に書かれていますが、意見や感じ方は人それぞれです。異なる意見や見解があることも理解しておりますので、どうかご了承ください。本記事を通じて、少しでも多くの方に伝えられれば幸いです。
ライブ途中で帰る人は失礼?
ドリカムさんの発言が引き金に
ドリカムの中村正人さんがSNSで、「ライブ中の途中退席」に対して不満(と捉えられてしまっている)”お気持ち”を漏らしたことで、注目を集めました。
「自分たちのパフォーマンスが退屈だったのか」といった発言が、ファンにとってはショックだったようです。
この発言はすぐに削除されましたが、話題がさらに広がる結果となりました。
SNSでは「削除すると逆に拡散される」といった声もあり、事態は収まらず、多くの議論を呼んでいます。
ファンの事情も無視できない問題
途中退席には、どうしても避けられない理由がある人も多いようです。
たとえば、遠征してライブに参加するファンは、終電や交通手段の都合で最後までいられないことがよくあります。
また、体調不良や急な用事といった理由もありますよね。
途中退席の件、頭痛が酷くなりトークの時に退席したことある。行く前は体調万全でもライブの大音響とマスクで体の何かがやられて。外出てホールのトイレで吐きながら音漏れを聴いてても体調戻らず泣いて帰った。高額チケット買って大好きなアーティストライブをご機嫌で途中退席する人なんか居ないよ…
https://x.com/rukapon/status/1865747277371060570
「ライブに参加したくて頑張って来たのに、途中退席で批判されるのはつらい」という声も多く、ファンの気持ちをどう汲み取るかが重要なポイントとなっています。
アーティストとファン、それぞれの意見
アーティストの立場から見る途中退席
アーティストにとって、途中退席されると「自分たちの演奏に飽きてしまったのか」と感じることもあるそうです。
何か月も準備を重ねて作り上げたパフォーマンスなので、途中で帰られるのは残念な気持ちになるのも理解できますね。
ただ、「ファンにも事情がある」と考え、寛容な対応をするアーティストもいます。たとえば、aikoさんは「来てくれるだけでうれしい」と語るなど、ファンに寄り添った姿勢が多くの人から評価されています。
ファンの立場は複雑
若いミュージシャンかと思ったら、ベテランのドリカム中村さんが途中退席に物申してるの 悲しい通り越して呆れてしまうな 金出してライブ行ってるんだから、好きなアーティストを見に行ってるに決まってるのに ライブお気に召さなかったととらえられるとはね 泣く泣く帰ってるに決まってるでしょ
https://x.com/tvwatcherdayo/status/1865732714579771590
つまんないから途中退席?いや、帰りの心配でしょ?誰だって全て見届けたいよ。好きで見に行ったコンサートの演者から、あんな言葉を投げかけられたらショック。数時間の滞在。その倍、3倍かけて駆け付けているだろうのに。関係ないのにめちゃくちゃいやな気持ちになっちゃった。
https://x.com/yoh_86/status/1865735493566308477
一方で、ファンの多くは「途中退席は仕方ない事情があることを理解してほしい」と訴えています。
特に遠征しているファンにとって、ライブ参加は一大イベント。交通費や宿泊費などもかかるため、「好きだからこそ途中退席してでも参加している」と話す人もいます。
それにもかかわらず、「途中退席するならチケットを譲るべき」という厳しい意見が出ると、気持ちが傷つくことも少なくありません。
擁護の声も
ただし、アーティストを擁護する意見もありました。
遠征組だけどなんでアーティスト側に批判が集まってるのかわからない、体力削ってパフォーマンスしてくれてるアーティストはもちろん抽選外れてそもそも会場に来れないファンだっているのに自己都合で途中退席するのは失礼じゃない?泊まればいいじゃん
https://x.com/53_telya83/status/1865710797864960351
ドリカム中村さんが途中退席に苦言呈した事に物申してる人沢山見るんだけど… え!? 挨拶中に帰る人の事、普通の客側は嫌いじゃないの? 前とか通られたら、大事な時に邪魔だなと思うやん!? 帰りの新幹線とかの時間なのは分かるけど、そもそもフルで入れる日しか申し込むなよと思うけどな〜
https://x.com/curefined/status/1865790791123398669
途中退席で賑わってるけど、見る限り客を責めてる文言全くないじゃん。 それに少しでも申し訳ない気持ちがあるなら、「ライブはとても楽しかったけどどうしても終電の時間があるんです、ごめんなさい」で終わりじゃん。逆にその気持ちがないなら流石にアーティストに対してリスペクトが足りないでしょ
https://x.com/Takanori_0416/status/1865775774630125976
ライブ運営に求められること
ライブの途中退席がどうのこうの、「途中退席してるのを見て悲しむアーティスト」の気持ちは客に通じないし、「移動などの時間の面で途中退席しないといけない」という個人の事情なんてアーティストからしたら知ったことではない。今回の件で双方伝わって良かったじゃん。
https://x.com/cozmixxx/status/1865736169478357411
運営ができる改善策は?
途中退席問題を少しでも減らすためには、運営側にも工夫が必要です。
たとえば、ライブの開始時間を早めることで、終電問題を解消できるかもしれません。また、会場へのアクセスを改善することで、移動の負担を軽減できるでしょう。
さらに、規制退場の方法を柔軟にすることで、途中退席するファンへの配慮も可能です。
誰もが安心して楽しめる環境とは
途中退席の件なぁ。。。 少なからず公演内容に不満があって帰る人もいる。なんなら何度か対応した事もある。 もうお腹いっぱいだとか退屈だとか連れて来られたけど興味が持てなくて。。とか色々。。。 恐らく中村さんの元にはそう言った声ばかりが届いていたりしていたのでは?
https://x.com/xooomiwaooox/status/1865781805481431439
運営がこうした工夫を進めることで、ファンもアーティストもより快適にライブを楽しめるようになるはずです。
途中退席が批判されることなく、気持ちよく参加できる環境を整えることが、今後のライブ文化にとって重要な課題と言えます。
温かい対応をするアーティストたちも話題に
ドリカムさんの途中退席に対する発言が議論を呼ぶ一方で、SNSでは「ファンに寄り添う温かい対応をするアーティスト」が再評価されています。
たとえば、ポルノグラフィティさんやサンボマスターさん、aikoさん、SMAPさん、GLAYさん、などがその代表例として挙げられています。
こうしたアーティストたちは、ファンの事情や気持ちを尊重した姿勢で知られ、多くの人から支持を集めているようです。
SNSでのエピソード
SNS上では、具体的なエピソードを交えて彼らの対応を称賛する声が広がっています。
- 「aikoさんは『来てくれるだけで嬉しいよ』って言ってくれるから、本当に神対応!」
さらに、「ドリカムの発言が結果的に音楽業界全体の評価を底上げした」と冗談交じりに語られることも。
これを「音楽業界の日銀」とたとえるユーモアも見られ、その影響力の大きさが改めて認識されています。
温かい対応がもたらす効果
こうしたアーティストたちの姿勢が注目されることで、音楽業界全体にもプラスの影響が広がっているのではないでしょうか。
ファンが安心してライブを楽しめる環境を作ることは、結果的にアーティスト自身の評価にもつながるものです。
このように、ドリカムさんの議論がきっかけとなり、ファンとアーティストの関係性を見直す機会が生まれたとも言えるでしょう。
温かい対応をするアーティストたちの存在が再確認されたことで、音楽業界がより良い方向に進むことを期待したいですね。
さいごに
途中退席をめぐる問題は、アーティストとファン、運営の三者が互いに歩み寄る必要がある繊細なテーマです。
誰もがライブを楽しむためには、アーティストがファンの事情を理解し、ファンがアーティストの思いを尊重することが大切です。
また、運営側がスケジュールや会場設計などに配慮することで、途中退席が大きな問題とならないような環境を作れるでしょう。
この議論が、より良いライブ文化を築くきっかけになることを期待しています。