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埼玉県鴻巣市で、昔は小学校だった旧校舎を使って制服撮影イベントが開催される予定だそうですね
ところが、その場所が子供たちの学び場だったことから、近隣の住民から反対の声が上がり、話題となっています
このイベント自体には法的な問題はないものの、場所の選定が住民の感情を揺さぶり社会的な論争を引き起こしているようです。
この記事では、反対意見が「過剰反応」とも言われる中で、状況の確認や、SNSの反応を追ってみます
この記事でわかること
- どんなイベント?民間事業者って?
- 学校名は?
- 旧校舎での制服撮影イベントに対する反対意見の背景
- 市の対応と法的な側面
- 社会的な反応と自由表現の問題
※この記事は筆者の視点を中心に書かれていますが、意見や感じ方は人それぞれです。異なる意見や見解があることも理解しておりますので、どうかご了承ください。本記事を通じて、少しでも多くの方に伝えられれば幸いです。
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民間事業者とは?どんなイベント?
今回の制服撮影イベントは、埼玉県鴻巣市にある旧笠原小学校を会場に行われるようです
舞台は、一昨年まで実際に小学校として使用されていた「旧笠原小学校」
教室!屋上!校庭!体育館!あの頃の青春が蘇る!
“本物”の学校を全面貸切での開催!フォトジェニック間違いナシ!
さらに今回は縁日エリアも登場!学校にいながら夏祭り感覚も楽しめる!当イベントは、制服撮影を主とした健全な内容です。
施設のルールに則り、出演者の水着着用や過度なポーズでの撮影は一切行われません。
引用
イベントには、延べ約120人の女性タレントが参加し、制服や浴衣を着て撮影に臨む予定だそう。
イベントの日程は8月13日から15日までの3日間みたいですね。
主催する事業者は、以前に水着撮影会を企画したことがあり、その時も少し話題になりましたが、今回は「過度な肌の露出があれば即中止」との誓約書を提出しています。
今回のイベントは、水着撮影ではなく、制服や浴衣といった衣装を通じて参加者の魅力を引き出すことを目的としているようですね。
旧校舎のレトロな雰囲気を背景に、特別な空間での撮影がどんな風に展開されるのか、多くの人が興味を持っているようです。
反対意見の背景
旧校舎での制服撮影イベントがなぜこれほどまでに反対されているのか。
その理由の一つは、この場所がかつて子供たちの学び舎だったという点でしょう。
多くの人にとって、ここは思い出の場所であり、それが商業目的で利用されることに対して抵抗感を抱くのも無理はないのかもしれません。
「つい最近まで子供たちが通っていた場所で、性的な要素を含むイベントが行われるなんて…」と感じる住民も多いようです。
また、制服や浴衣といったアイテムが、特に旧校舎という場所で行われることで、より一層強く反対の声が上がっていると考えられます。
そういった意見に対して「過剰すぎる」という意見が多く出ているようです
市の対応と法的な側面
旧校舎の貸し出しに関しては、法的に問題がないとされており、市もそれを基に貸し出しを許可しました。
この旧校舎は、2021年度末に閉校した後、市が有効活用を目的に法人や団体、個人に有償で貸し出している施設とのことです。
貸し出しには「公序良俗に反しないこと」などの規定がありますが、今回のイベントはそれに反していないと判断されています。
市としても、過去に水着撮影会を企画した事業者が今回の主催者であることを認識していましたが、今回は水着撮影が含まれていないことや、「過度な肌の露出があれば即中止」との誓約書が提出されたことから、貸し出しを許可したようですね。
市の対応は、法律に基づいて適切に行われたもので、法的な観点からも問題はないと考えられています。
世間の反応と自由表現の問題
旧校舎での制服撮影イベントに対する世間の反応は様々です。
SNSやメディアでも話題になっており、自由表現と公序良俗の問題が浮き彫りになっています。
中には、反対意見を「過剰反応」と批判する声もありました。
は?水着じゃないよ?何があかんの?さすが埼玉だな。要は「埼玉では民間スタジオ以外でいかなる撮影会もやるな」じゃねーか。
https://x.com/nachtigall55/status/1822841121476853888
制服・浴衣の撮影が性的興行。 流石に言い過ぎではないでしょうか。 それならコスプレの撮影会、お祭りや花火大会の浴衣姿も性的興行になるの?
https://x.com/WilliamMoo30942/status/1822964398614622643
女性タレントが廃校で制服撮影会しただけで「性的興行」と反対されるとか意味不明。 またフェミニストが女性の仕事の機会を潰していて笑えるw やはり女の敵は女だな。
https://x.com/Rina_pan_pan/status/1822891557688918427
特に、自由表現を尊重する立場からは、「法的に問題ないイベントに対して過剰な制限をかけるべきではない」との意見も多いです。
おいおい、埼玉県の旧校舎 女性タレントら120人の制服撮影会で『性的興行』扱いで貸出反対かよ
『水着撮影なし』ってことで今回は許されたらしいけど… 『芸術』と『エ○』は違うってわかって欲しいゅ
仮に水着だとして『ミロのヴィーナス』より露出少ないんやで?過度な規制は文化衰退
https://x.com/SIaxAJXBRiv_2nd/status/1822888321129034121
一方で、(イベントに対しての)反対派の意見には、社会的な価値観や道徳的な観点からの懸念も含まれています。
旧校舎という特定の場所が持つ歴史や文化的な背景を重視し、そこに性的な要素を持ち込むことに対して強い反発があるのです。
こういうことの許容度が小さくなっているのは、社会が高齢化しているも関係していると考えている。若い人たちが考えることを、年配者が反対するという構図。「誰もいない校舎じゃない!」と言っても、「だって、私たちの思い出があるだろ!」ってね。
https://x.com/lingualandjp/status/1822813485266506210
このように、社会全体が抱える価値観の変化や、自由表現の限界についての議論が、この問題をさらに複雑にしているようです。
また、インターネット上では、「感情的すぎる」「表現の自由を侵害している」という批判も見られます。
これらの意見の対立は、単なるイベントの賛否を超えて、現代社会における自由と規制のバランスについての大きな問いかけとなっています。
さいごに
今回の旧校舎での制服撮影イベントをめぐる論争は、単なる地域の問題にとどまらず、自由表現と公序良俗、さらには社会的価値観の変化を浮き彫りにしているようなきがします。
旧校舎という特別な場所でのイベントが、反対意見や感情的な反発を引き起こしているのは事実ですが、それでも自由表現の権利は尊重されるべきではないでしょうか。
筆者としては、地域社会やその歴史的背景を考慮しつつも、表現の自由を守られて欲しいところです。
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