近年、教育現場でのデジタル化が進む中、徳島県においても県立高校などでタブレット端末が配備されるなど、ICTを活用した教育環境の整備が進められています
徳島県教育委員会が2020年度から導入されたタブレット端末において、異例の故障が発生し、教育委員会や関係者の対応が焦点となっています
本記事はこの件について、SNSの反応と共に追っていきます
問題の発生
徳島県教育委員会が導入した中国製のタブレット端末である「UBOOK」は、2021年度に異常な故障が相次ぎ、修理や予備機の提供に追われる事態となりました
主な原因は、酷暑によるバッテリーの膨張であるようですが、、、その対応に苦慮しています。
問題の経緯
問題は2020年度に導入が始まり、翌年に異常が発生したことから明らかになりました
教育委員会の対応が後手に回り、知事も批判的な立場を示すなど、問題の深刻さが浮き彫りになっています
SNS反応は？＿対応策と課題
反応抜粋
- CHUWIの「UBook」は2020年当時で3万円台から5万円弱で販売されていた。
- 中国の新興ブランドのPCは価格とスペックだけで判断すると失敗する可能性があり、日本国内でのサポート体制が不十分な場合がある。
- 大手PCメーカーは価格が割高に感じられるかもしれないが、品質面では高いノウハウを持っており、耐久性などが高い製品もある。
- 教育用途では耐久性が重要であり、米軍MIL規格を超える製品も存在する。
- 地方自治体の財政部門の予算縮減が、安価な中国製品の導入を促す原因の一つとして指摘されている。
- 中華製品は安価だが、品質や信頼性に不安があり、情報漏洩のリスクも懸念されている。
- 地方自治体の機器選定では、メーカーの保証体制や故障リスクにも注意が必要である。
- 中国製品は保証期間が短く、故障時のサポートが不十分な場合が多い。
- 国内メーカーの機器を使用する方が価格は高くなるが、サポートや品質面で優れていると考えられている。
- 外部のエンジニアを雇って機器選定を行うことで、今回のような問題を防ぐことができる可能性がある。
教育委員会は代替機の確保や故障原因の調査に努めていますが、新たな故障も報告され、問題の解決が遠のいています
また、入札時の選定プロセスやメーカーの責任などにも疑問が呈され、今後の法的措置も模索されています
今後の展望
現在、故障原因の詳細を調査中であり、問題の解決に向けて検討が進められています。ただし、その結果次第では、問題の本質や責任の所在が明らかになり、これまで以上の対応が求められることでしょう。
さいごに
教育機関におけるICTの活用は、今後ますます進展するでしょう
しかし、その過程で発生する問題には迅速かつ適切な対応が求められます
徳島県のタブレット端末問題はその一例であり、今後の展開が注目されます
